恋模様

スキャンダル

2009年10月31日 06:58

BEST★SCANDALにも収録されている、「恋模様」を聴いてみると
レコーディングバージョンと比較して、ライブバージョンはかなり違いますよね。
たぶんSCANDALの曲の中では、もっともアレンジが違うような気がします。


しかし「恋模様」には、初期レコーディングバージョンがあるのをご存知でしょうか。
実は、初期レコーディングバージョンはライブバージョンに近いアレンジになっています。
こっちを聴いてからライブバージョンを聴くと、かなりしっくりくると思うんですよね。


初期レコーディングバージョンは、ものすごくクールでガレージ色が強く
かなりカッコいい雰囲気の、アレンジになっているんです。
これはライブバージョンでも、同じようなアレンジになっています。
それからHARUNAのボーカルも、かなりクールに歌っているのが特徴です。


一方「BEST★SCANDAL」に収録されている「恋模様」は、ポップでキャッチーな仕上がりで
HARUNAの詞の世界観を、見事に表現しているアレンジに仕上がっています。


おそらくプロデューサーの方は、HARUNAの歌詞の世界を表現しようとして
あのような、ポップでキャッチーで彩りのある雰囲気に仕上げたんだと思います。
非常に完成度の高いレコーディング仕様のアレンジなので、
たぶん、ライブでは同じように演奏できないのかもしれません。


ところで、初期レコーディングバージョンの「恋模様」は
SCANDALがはじめてレコーディングした、楽曲である可能性が高いと思います。


なぜなら「Go! Go! GUITAR 」っていう雑誌を、先日読んでみたんですが
はじめてレコーディングした楽曲は、「恋模様」ってメンバーが言っていたからです。
もちろん何回かレコーディングしている可能性もあるので、断言はできませんが・・・
しかしもしそうなら、かなり貴重な音源であるのは間違いないです。


ところで「恋模様」を聴くにあたって、自分的には3つのポイントがあるんですよね。
まず一つ目は、HARUNAの乙女な詞の世界観ですね。


この歌詞は高3の時書いたそうなので、まさに青春ど真ん中の恋模様が描かれていますよね。
「恋模様」の歌詞を聴いていると、何故かニヤケテしまう自分がいます(笑)
なんか高校3年の時の、卒業までの半年間を思い出しますね(笑)


それから何といっても、TOMOMIのベースラインのカッコよさですね。
初期レコーディングバージョンの方が、ベース音が強調されていてかっこいいです。


シンプルだけど、地を這うようなクールで小洒落たベースラインがたまりませんね。
ここに、SCANDALのカッコよさが集約されているような気がします。


それからAメロ・Bメロの時の、HARUNAのギターのコード進行時の手の形が好きです。
いささかマニアックかもしれませんが、これ観るとグッときます(笑)
めざましライブの時の映像をチェックすれば、すごく確認しやすいと思います。


歌い出しからサビまで(Aメロ)の、HARUNAのギター弾いてる左手に注目です!
なんかこんなちっちゃい手で、すごいなって思って見入っちゃうんですよね。


初期レコーディングバージョンの「恋模様」



現行バージョンの「恋模様」



めざましライブ「恋模様」





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