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ENCORE SHOW
2013.2.06リリース

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2009年06月16日

SCANDAL「少女S」生演奏

SCANDALが「少女S」を、MUSIC FAIRで生演奏しましたが
レコーディングされた「少女S」よりも、やっぱり生音の方が良かったですね。


ローファイな「少女S」の方が、すごくかっこよくて良かったと思います。
特にMAMIのギターが、ガレージ感覚に溢れていてシビレましたね。


やっぱりMAMIって、ギターセンスあるなって思いますね。
なんか味があるっていうか、独特のセンスで聴かせてくれる所がいいです。
ギターのセンスって、すごく重要なんだと改めて思い知らされました。


でもテレビの音楽番組で、生演奏するっていうのは実はリスクが高いんですよ。
ほとんどのアーティストは、音楽番組では「あてぶり」の演奏をしますからね。
でも、それが「当たり前」になっている事を視聴者は気づきませんから・・・。


例えばMUSIC FAIRに、SCANDALの次の週に出た「GLAY」だって、
MUSIC FAIRでは「あてぶり」の演奏だったし。(アンプにマイクが付いてなかった)
生演奏の比率が高いMUSIC FAIRで「あてぶり」を選択したんです。


もちろんこれは下手だからじゃなく、たぶんメリットを感じないからでしょうね。
1曲演奏するだけで5~6時間かかるっていうし、
テレビの音楽番組では、出来るだけクオリティーの高い音を届けたいと思うからでしょう。


だから「GLAY」みたいな、凝ったレコーディングをしているタイプのバンドは
テレビの音楽番組では、まず生演奏はしないと思います。
あまりにも、レコーディングした曲とかけ離れているからです。


でも生音を重視しているバンドって、生演奏でしかテレビに出てくれません。
最近のMステでは「9mm Parabellum Bullet」と
「GREEN DAY」が生演奏でしたが、Mステでは年間数組しかいないと思います。


話は脱線しましたが、SCANDALが「少女S」を生演奏したのは
すごく良かったんですが、それでもリスクは高かったと思います。


だって、お茶の間の人は「生演奏」か「あてぶり」かなんて知らないし
どちらにせよ、視聴者は当然「生演奏」してると思ってますからね。


にもかかわらず、テレビの音楽番組は90%以上「あてぶり」の演奏ですから
「生演奏」に耳が慣れていないっていうリスクがあると思います。


しかも今回MUSIC FAIRで、SCANDALが「少女S」を生演奏した時間は
『BLEACH』の放送時間と同じ、午後6時ってことで比較されますよね。


もちろん上手いとか下手とかじゃなくて、音が違うって思われますよ。
でも当然ですよね、レコーディングされたものと
直接アンプから音を拾う、生演奏は音が全然違いますからね。


案の定ブログに、「なんか、音が違う」って書いている
『BLEACH』ファンの方が、実際にいました。


こういう事があるから、多くのアーティストは「あてぶり」を選択するんですよね。
しかも、今回『BLEACH』のオープニングに採用されているから
レコード会社としては、お茶の間の人には『BLEACH』のオープニングと
同じ音を提供したいという思いが強かったと思うんです。


にもかかわらず、MUSIC FAIRで生演奏をしたSCANDALに拍手を贈りたいですね。
こういうところが、SCANDALの良さだと思うんですよね。


参考記事 きくちPの音組収録日記
http://otogumi.fujitv.co.jp/lovekp/E20090223001.html


今度、ミュージックステーションにSCANDALが出演しますが
特別な事がない限り、生演奏はさせてくれないでしょうね。
でもその分、じっくりとパフォーマンスとボーカルを楽しみたいと思います。


それから「情報ライブ ミヤネ屋」で、SCANDALが生出演しましたね。
ここでは、さすがに生演奏は出来ませんでしたが
それだけに、じっくりとボーカルを聴くことができました。


特にHARUNAが、歌うぞっていう時の表情の変化にドキッとしましたね。
あの一瞬でスイッチが入る、HARUNAのプロ意識はすごいですよね。


だってRINAが「きみ、ヤンキーやろ」って言われて大笑いしている雰囲気の中で
いきなり歌うっていうのは、けっこう難しいと思うんです。
それでも、迫力のある歌を聴かせるHARUNAが凄いなって思いました。


SCANDAL「少女S」生演奏