アルバム
ENCORE SHOW
2013.2.06リリース

初回生産限定盤

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スキャンダル
HARUNA
(ボーカル、ギター)
TOMOMI
(ベース、ボーカル)
MAMI (ギター、ボーカル)
RINA (ドラム、ボーカル)
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2009年12月01日

THE CLASH

あのRINAも聴いている、THE CLASH(クラッシュ)というバンドをご存知だろうか。
前回紹介したSEX PISTOLSがパンクの代名詞的存在なら、
クラッシュは、パンクの象徴的な存在といえるバンドなんですよね。


ロック少女RINAも、去年のちょうど今頃ブログで紹介してました。
「THE CLASH Live・REVOLUTION ROCK」という
ライブDVDを「これから観る」と、ブログに書いていて渋いなって思いました。
だってクラッシュを聴いている、女子高生なんてそうはいませんよ(笑)


2008年11月17日付けのRINAのブログ
http://blogs.myspace.com/index.cfm?fuseaction=blog.view&friendId=1001037601&blogId=449858495


ところでボーカル・ギターの「ジョー・ストラマー」のギターは、フェンダー・テレキャスターなんですが
彼こそが、ボーカルが持つギターは「テレキャスター」だと広めた人物なんですよね。


つまり「ジョー・ストラマー」が、このギターを使用していなかったら
テレキャスターの愛用者であるHARUNAは、別のギターだった可能性もあるということです。


恐らく楽器屋さんで、「ボーカル・ギター」なんですけどって言ったら、
店員さんは「テレキャスター」をススメめてくると思うんですよね。
だからHARUNAは、「テレキャスター」を選んだ可能性が高いと思うんです。


あとボーカルは、低音のジョー・ストラマーと高音のミック・ジョーンズを中心に歌っているので
この関係性が、HARUNAとTOMOMIに似ている気がします。


ところでパンクバンドを3つ挙げろと言われれば、SEX PISTOLS、ラモーンズ
そしてTHE CLASHという3バンドが、間違いなく選ばれると思うんですよね。


前回SEX PISTOLSは、第三者に言われてバンドをはじめたことや
店名からバンド名を取ったところが、SCANDALと同じだって言いましたよね。


さらに知っている人は多いと思いますが、ラモーンズの「Rock 'N' Roll High School」という曲は
SCANDALが、ステージに登場してくる時の曲に採用されていたりもするんです。
ですから、何かと初期のパンクバンドと関連性が高かったりするんですよね。


その中にあって、もっともサウンド的な影響が強いのがクラッシュのような気がします。
クラッシュも初期の頃はSCANDALと同じ、ガレージパンク・ガレージロックって言われていました。


初期のパンクバンドの中にあっては、かなりの音楽性と演奏力を持っていながら
ガレージロックにこだわっていたので、わざと荒削りに楽器を弾いてたりしたそうです。


さらに、その後の中期から後期にかけてのサウンドの多様性は
SCANDALの、ファーストアルバムを彷彿させるといっても過言ではありません。
クラッシュは段々と、レゲエ、ダブ、ロカビリー、ジャズ、スカなど
いろんな音楽要素を取り入れて、発展していったバンドなんですよね。


それからSCANDALの「ある曲」が、クラッシュの影響をかなり受けています。
あえて狙ったのか、結果的にそうなったかは分かりませんが
SCANDALの「ある曲」を聴いていたら、ある共通点を発見してしまったんですよね。


ちなみに、ヒントを言えば「レゲエ」です。
初期のクラッシュといえば、パンクだけでなくレゲエサウンドも特徴的なんですよね。
これだけで、SCANDALのどの曲か分かった人はかなりの音楽ツウだと思う。


ということで、この「ある曲」は後日ブログに書くとして
今回はガレージロックと、そうじゃない曲との違いを比べてみました。
これはクラッシュの、ファーストとセカンドアルバムを比較してみると分かりやすいと思う。


クラッシュのファーストアルバム、「白い暴動 (The Clash)」は
バリバリのソリッドな、かっこいいガレージロックに仕上がっています。
まさにこれこそが、パンクロックの原型っていうサウンドですね。


しかしセカンドアルバム「動乱(獣を野に放て) (Give 'Em Enough Rope)」は、
どちらかというとポップパンクの元祖のような、キャッチーでポップなサウンドに仕上がっています。
あのGREEN DAYやSum 41に、最も影響を与えたアルバムだと思う。
聴き比べると分かると思いますが、ファーストと全然違うサウンドに仕上がっています。


ライターのデヴィッド・マクローチ曰く「個人的には過去に録音された
すべてのレコードを超えると思う」と絶賛するほどの作品。
自分も個人的に、この時代にこの音はもの凄く画期的だと思う。
ぜひガレージロックとポップパンクの、質の違いを聴き比べてみてください。



ファーストアルバムより
「反アメリカ(I'm So Bored With The U.S.A.)」
このギターカッティングがたまらん。



ファーストアルバムより
「白い暴動(White Riot)」
圧倒的なパワーコードの嵐。これぞパンクロック。



「1977」
これはファーストと同じ頃に出た、シングルのカップリング。
このギターリフが、カッコよすぎる(最後はちょっとだけ音が切れてます)




セカンドアルバムより
「Tommy Gun」
セカンドになるとガレージではなく、かなりクオリティーの高いサウンドに仕上がっています。



セカンドアルバムより
「すべての若きパンクスども All The Young Punks (New Boots And Contracts)」
ミック・ジョーンズのギターセンスが光る。



セカンドアルバムより
「Stay Free」
ミック・ジョーンズのハイトーンボイス。
こういうの、SCANDALの曲にありそう雰囲気。